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皇居ランナーになるために知っておきたいマナーやコースを徹底解説

皇居 ここ数年皇居の周りを走るランナーが急増しており、皇居ランナーと呼ばれたりしています。なぜこれほどまでに人気なのでしょう。

日本で最も人気のあるランニングコース。それが東京のど真ん中「皇居」を回る5kmのコースで、1日に約1万人が走るとも言われています。

それは皇居の外周が約5kmと計算しやすい距離である点、歩道の道幅が比較的広い点、信号がなくフラットなコースであり、警官がいたるところにいるので治安の良さがあげられます。

最近はランナーの多い皇居周辺にadidas runbase等のシャワー施設が出来たり、更にランニングをする際のマナー等も整備されています。

皇居外周…約5km
ランニング…40分

聖地を走ってみよう!

ビギナーにもやさしい皇居ランの魅力とは
都心にありながら車道を横切るスポットもなく、適度なアップダウンのコースが広がる。お堀端の緑、ビル街の景観も目に美しい。

皇居ランはゴリゴリの競技ランナーには物足りないかもしれないが、適宜利用できる休憩スポット、トイレなども豊富に揃い、初心者には打ってつけのコースだ。思い立ったが吉日、推奨スタート地点、ランステ(ランニングウエアヘの着替え、シャワーなどが利用できるランニングステーション)の情報をチェックしたら、今すぐ走りに出かけよう!


ここがおすすめ
・一周が5kmとわかりやすいのでタイム測定に便利
・土日や平日も大勢走っているから気分的に盛り上がる
・皇居周回には信号がないので待つ必要がない
・皇居外苑の松や半蔵門周辺の景色がきれい
・ランステ、トイレなどお役立ちスポットが豊富
・夜間でも治安が良い
・適度なアッブダウン

知っておきたい知識
・走る方向は一般的に時計反対周りの左回りが主流
・アクセスがよい駅は東西線。竹橋駅と有楽町線・桜田門駅
・皇居周辺は時間制限がないが、夜間ランは人と当る可能性が高いので明るいうちに
・毎日新聞社のビルはコンビニ、薬局があるので便利
・ラン専用ではないので歩行者優先
・左側を1~2列で走る

2.皇居ランのルールとマナー
ランナーの聖地「皇居」。ビギナーも安心の皇居ランを楽しもう! 皇居周辺道路は1周約5km。コース途中には信号機がないので、信号待ちなくスムーズに走り続けられる人気のランニンクコース。警察官も多く、女性ランナーも安心して走れる。


知っておくべきマナー
昨今のマラソンブームで皇居ランを楽しむ人が年々増加中。だけど、皇居周辺道路はランナー専用の道路ではなく、歩行者や自転車、観光客も利用する場所。安全に、快適に、皇居ランを楽しむために、ランナー1人ひとりの心がけが求められている。


皇居で走ってみたい。でも、ウェアがないから走れない
一流ホテルに入るにはそれなりの服装で入るのが暗黙の常識だし、20年以上前の六本木のディスコでは、入場するのに黒服の服装チェックがあった。現在、ランニングの場でも同じ現象が起きている。東京のど真ん中の皇居だ。

1周約5kmを周回するコースで、信号がなく走りやすいコースとして、昔からランナーにとっては有名だった。それが最近、ますます皇居を走るランナー人口が増え、ファッションも進化するにつれて、昔着たジャージでは「カッコ悪」と思う人が急増中。

特に初めて走ってみようと思う女性にとっては、さながら一流ホテルや高級レストランに行く際と同じ感覚かもしれない。

「シューズはあるのですがウェアがないので皇居は遠慮します」「皇居で走るのに昔のジャージじゃ恥ずかしい」
「人に見られている感じがするのでウェア選びが大事」などなど。

ウェアは初心者ランナーにとっては勝負服であり、ステージ衣装なのかもしれない。ちなみに自宅付近で走るとなると、そのウェアではちょっと派手?という印象をもたれる人も少なくない。「近所でランスカ(ランニングスカート)は少し恥ずかしい」。これも裏腹な現実の意見だろう。皇居は敷居が高いのでそれ相応のウェアが必要なのだ。


シャワー施設や銭湯が充実
ランステとは「ランナーズステーション」の略称で、更衣室やロッカー、シャワーなどを備えたランナーのための施設。ランニング雑誌などでそういうところがあるということを知ってはいたが、実際に足を踏み入れたことはなかったので、のぞいてみた。

ランナーズステーション神保町は、2007年にオープンした日本初のランナー向けクラブハウスで、皇居ランナーのメッカとなっています。受付のすぐ脇がオープンスペースがあり、走った後とおぼしき若い男性4人が談笑中だ。話を聞くと、大学時代の旅行サークルの仲間とのこと。 「自宅が神奈川や千葉などバラバラなので、たまには集まってみんなで皇居を走ろうということになって来ました」 なるほど。ランニングで旧交を温める場所にもなっています。

以前は付近の銭湯を利用するくらいしかなかったが、遠方からのランナーは荷物の置き場にも困る。駅のコインロッカーではシャワーも浴びられないし、駅のトイレで着替えるというのも考えものだ。ランステはそうした不便を一気に解消してくれたのです。

特に何かを手本にしたわけでもなく、自分たちが皇居を走っていてこんな施設があったらいいなという要素を盛り込んだら、こんな形になりましたとランナーズステーションの人は語ります。 ランナーならではのニーズを捉えたその狙いは見事に当たり、連日の大盛況となっています。

初利用の場合でもビジター料金は500~900円程度。さらに、高頻度で皇居ランをする人は、回数券を利用するとお得になる場合がある。

また、各施設の有料会員メニュー(年会費などが必要) を利用すると特典も。皇居周辺には銭湯もあり、入浴料は大人(12歳以上)460円(2014年7月1日より料金改定)、中人(6歳以上12歳未満(小学生)) 180円、小人(6歳未満(未就学児))80円。
銭湯は一般の人も利用するので、皇居ランで利用する際は受付で一言「皇居ランで利用する」と伝えるようにしよう。


桜田門 東京メトロ有楽町線桜田門駅3番出口を出たら、時計塔がランドマークの広場はすぐ。待ち合わせするもよし、ウォーミングアップに励むもよし 半蔵門 東京メトロの半蔵門駅、麹町駅にほど近くアクセスは上々。有力なランステや銭湯が揃っていて、皇居ランのベースとして設定しているランナーも多い 竹橋 コンビニ、ドラッグストアなどを備えたパレスサイドビルのすぐ近く。ウォーミングアップに適した広場が2つあり、トイレも利用しやすいのがメリット 皇居~神楽坂コース 13km
皇居から飯田橋・神楽坂を巡る約13kmのコース。
恋愛成就・縁結びのご利益があるといわれる「東京大神宮」や「赤城神社」などもあり、恋愛運気アップが期待できる。都心観光ランコース

皇居~愛宕神社~麻布十番~六本木コース 13km
皇居から日比谷公園・東京タワー・麻布十番を巡る約13kmのコース。東京タワー、麻布十番、六本木の都心観光を楽しめるほか、スイーツ・グルメがもりだくさんのラン!
さらに「出世の石段」がある愛宕神社も参拝。出世したい人にもおすすめ!

永田町~青山~代々木公園 13km
永田町から胄山・表参道を抜け、代々木公園を巡る約13kmのコース。国道246沿いを渋谷方面に進み、赤坂御所や豐川稲荷東京別院、神宮外苑、表参道などを駆け抜け、代々木公園を目指す。帰りは吉山で毎週土日に開催されているファーマズマーケットなども楽しめる。

東京タワー~お台場往復 13km
東京タワーとお台場を往復する約13kmのコース。レインボーブリッジからの眺めも楽しめるし、天気がよければ富士山を望むことができる。夕方~夜も夕陽やライトアッブされたレインボーブリッジ、都心の夜景を楽しめる。

東京ゲートブリッジコース 13km
新観光名所・東京ゲートブリッジを往復する約13kmのコース。スタート・ゴールは新木場駅を利用する。ランナー向けの施設がないので、走る格好で現地集合し、コインロッカーに着替えなどの荷物を預けるのがベスト。ゴールした後は、東京メトロで月島駅(新木場駅から3駅)まで移動すれば、月島温泉でゆっくりできて疲れを癒せる。
ゲートブリッジまでは平坦な道のりで、半面ゲートブリッジは起伏があるので、メリハリのあるコースになっている


横浜
大さん橋~山下公園~みなとみらい 10km
横浜の観光スポットである大さん橋や山下公園、赤レンガ倉庫、みなとみらい地区を巡る約10kmのコース。天気がよければ心地よい海風を受けながらシーサイドコースを楽しめるし、大さん橋からの眺めも絶景。写真撮影ポイントも多く、シーサイドランや観光ランにうってつけの魅力的なコース

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