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キネシオテーピングにある有効な6つの効果で怪我や故障を防ごう!
1.怪我や何かで伸びすぎてしまった筋肉や、収縮してしまった筋肉は、健康な筋肉の伸縮率を失っています。それらをサポートするには、健康な筋肉と同じ伸縮率を持っているテープを開発する必要がありました。
そしてノリの付いたテープを人肌にピッタリくっつけますので、皮膚への不快な影響も重要なテーマで した。機能だけではなく、人に優しくあるための研究開発は、なんと2年も続けられました。
そして、接着剤や通気性などの改良を重ね、ようやく人間の筋肉の伸縮率に近い、皮膚を約10ミクロン引き上げることのできるキネシオテックスが誕生しました。
この様に、「キネシオテックス」はキネシオロジー(運動機能治療学)から生まれたテープなのです。
いまでは今回のロンドンオリンピックの選手も多く使用されていたように、選手たちに浸透してきていると思われます!
2.スポーツテープとキネシオテープ
キネシオテープは関節などを固定してしまわないで、筋肉に沿って貼ることを考案したのです。従来のスポーツテーピングは、関節をガッチリ固定してしまう、それが常識でした。
最初に正反対の理論に注目し、そしてそこから更に正反対の方法をあみ出したのです。これにより、なんと今まであった痛みがその場で軽くなったり消えたりしたのでした。
スポーツのケアに痛み、痺れの治療に抜群の効果を期待できます。 今や世界のスポーツ選手も使用しています。
項目 | キネシオテープ | スポーツテープ |
伸縮性 | あり 筋肉(皮膚)とほぼ同じ30~40% |
なし 固定が目的なので伸縮性がない。 |
持続性 | 高い 伸縮性により患部の動きを確保する。 |
低い 固定により患部の動きを制限する。 |
対象者 | 幅広い 治療現場・スポーツ・一般家庭など。 |
特定的 主に運動量の激しいスポーツ選手。 |
貼る方法 | 簡単 筋肉の流れに沿って貼るだけ。 誰にでも簡単に貼ること が出来る。 |
テクニックが必要 患部を固定するので、血管を圧迫 しない様にするなどの注意が必要。 |
3.キネシオテーピングの効果・特徴
①痛み・凝り・内出血の改善
キネシオテックスを貼ると、体内に隙間が出来てリンパ液の流れが良くなります。 そのことにより、新陳代謝が良くなります。貼っておくだけで、筋肉の痛みや凝り、怪我・手術後の内出血を早く改善することが出来ます。
②腫れや内出血を軽減する
リンパ液だけではなく、血液の流れも良くなります。 血行が良くなると、酸素も栄養も体の隅々に行き渡る様になりますので、疲労の回復も早くなります。
特にどこかが痛んだり腫れたりしていなくても、ちょっとだるいなという時、疲れがなかなか取れないなという時、また、冷え性でお悩みの方にも効果的です。
③痛みを和らげる
スポーツや仕事の種類などによって、特定の筋肉を酷使することになる場合があります。そういった筋肉は、障害が発生しやすい箇所でもあります。いわゆる職業病です。キネシオテックスを事前に貼っておくと、障害発生の予防に役立ちます。
④筋肉の疲労を早く回復します
スポーツをする時や、長時間歩くといった時は、連続して筋肉を使用します。 キネシオテックスを事前に貼っておくことで、疲労の蓄積を軽減したり、筋肉の円滑な動きをサポートします。また、後からも貼っておくと、より一層の疲労回復を促します。
⑤リハビリ・機能回復効果があります
キネシオテックスには筋肉(皮膚)をほぐすので、貼ったままで体を自然に動かすことが出来ます。ですから、普段の生活に支障がありません。
特別に時間を取ってリハビリを行なうことも大切ですが、なかなか時間が取れない場合もあります。 キネシオテックスなら、貼っておくだけで効果がありますので、普段の生活をしながら、無意識にリハビリを行なうことが出来ます。
⑥関節の動きを良くする
筋肉(皮膚)の位置を調整することにより、ギシギシする関節の動きを改善することにも有効です。
もっとひどい脱臼などでズレてしまった関節を元にもどす治療にも効果を上げています。また、応用編として、固定テープと伸縮テープの相乗効果 を狙うパターンもあります。
従来のガッチリ固めるスポーツテープと、動きの取れるキネシオテックスを組み合わせて、動かしすぎてはいけない関節を守るのです。ガッチリ固定したまま長時間置いておくと、局所的な機能低下を招き、かえって障害が残る場合があります。患部の状態に合わせて、固定と伸縮の長所を組み合わせ、より早い回復を促します。
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