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ロードレースとは違うクロスカントリーのまとめ
1. 一般的にクロスカントリーを指すならクロスカントリー競走の事だと思います。
長距離走で野山を駆ける陸上競技の一種で、特に草原地など整地されていないコースでの中長距離走をさします。
トラックでもロードでもなく、未舗装でアップダウンある、ときには丸太や水溜まりを越えて野山を駆けめぐる競走のことです。
明治時代に陸上競技を輸入した際、「断郊競走」と訳されましたが、直訳過ぎてあまり定着しませんでしたので、そのまま英語で呼ばれることが多いです。
走るのは適度にアップダウンのある野山や丘陵地帯で、急勾配が続く本格的な山道ではありません。本格的な山道を走る場合は、山岳レースやトレイルラン、また登りばかりで峠や山の山頂をゴールにした場合は登山競走などと呼ばれます。
どうしてもフルマラソンを走る前に時間がないという方はクロスカントリーがお勧めです。
クロスカントリーとはどういうところを走ればいいの?という方も多いと思いますが都会の中でもそういったコースは見つけることが出来ます。
一番いいのは山のハイキングコースなどがあればそこを走らせてもらうことです。
一流選手はゴルフ場を走らせてもらうようなこともするのですが、そういった環境が皆さんの周りにあるとは限りません。
ハイキングコースや下が舗装されていない公園は以外と周りにはあるものです。
そういったコースがないという方は、あえて大きい勾配のある道を選んで走ると良いでしょう。
なぜクロスカントリーをお勧めするかといいますと、坂を走る筋肉と平地を走る筋肉は少し違います。箱根駅伝の5区や6区を見るとわかりますが必ずしも10000mのタイムが速い人が速いとは限らないのです。
練習コースを平地ばかり選んでしまい本番は坂で失速してしまうことが多々あるということがそれをあらわしていますね。
ウェイトトレーニングでも筋持久力は鍛えることができますがそういった時間を取れる人はあまり多くないと思います。
心肺機能も鍛えられて筋持久力も鍛えられる一石二鳥なクロスカントリーをどんどん取り入れて後半に強い体を手に入れましょう。
2.クロスカントリー・トレーニングのメリット
筋力強化が図れるクロスカントリー・トレーニングはアップダウンのあるコースを走るので一段と筋力の強化を図ることが出来ます。
また舗装された平地を走るのと違い、普段使われないさまざまな筋肉をまんべんなく鍛えることができます。
心肺機能が高まる
同じくアップダウンのあるコースのため、心肺機能が高まり、持久力が一層強化されます。
俊敏性が高まる
アップダウンコースによりスピード変化の対応のトレーニングにも適しています。
バランス感覚が身に付く
整備されていない地面を走ることによって、バランス感覚を身に付ける事が出来ます。
以上の様にクロスカントリー・トレーニングはトレーニング効果が高くさまざまなメリットがありますが、舗装されていない場所を走るために初心者には難しく、注意が必要です。
クロスカントリーの走り方
まずはいきなり走り始めないでウォーキングから始めます。
慣れないうちはすべてウォーキングだけでも構いません。
そしてコースに慣れてきたら、あまり無理をしないで適度なスピードで走ります。地面がフラットでないため滑りやすくなるので捻挫などしないようにバランスを上手に取る様に注意します。
そしてさらに慣れてきたら登りや下りなどのアップダウンでスピードの変化を付けて走ります。
クロスカントリーは自然の中を走るので、とても気持ちよくストレス解消にもなります。ぜひ試してみましょう。
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