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マラソン初心者はいきなり走ると危険!走れる体を作る事がまず第一
1.昨今のマラソンブームは健康のためには良いのでしょうが、誰でも走れると勘違いしている人が多いように拝見します。
まったく走ったことの無い人が数キロのマラソンを走ろうと考えると体への負担は大きなものです。足が痛くなったり息が上がったりというような事も普通に発生します。
ではどうすればいいでしょう。やはり走れる体を作る事がまず第一です。興味本位では走るべきではありません。
怪我をしたり、次の日に歩くのも大変な事になります。階段どころか歩く事さえもできない事もあります。生活や仕事に支障がかかります。
筋肉も悲鳴をあげ、数日は脚が痛かったり体のあちこちが痛いです。練習プログラムとしてはまず3か月前からの計画をたてましょう。
走る当日にインタビューを受けている人などの話を聞くと、練習していませんとか初めてのマラソンがフルマラソンというような無謀な人もいます。
怖い話です。やはり練習は必修です。走っていた人も走っていなかった人もまずは歩きましょう。数キロから初めてできるだけたくさん長時間歩けるようにしましょう。
マラソンは完走だけでなく、完歩でも良いわけですので制限時間内なら歩こうが走ろうが関係ありません。たった3ヶ月しかありませんので、歩くだけでなくスロージョギングもあわせて行いましょう。話せるくらいのスピードで少しずつ距離を伸ばしていきましょう。
ただし数日に一回程度の休憩日をいれて、体を休めながら練習する事は大切な事です。連続で練習するとかならず疲労が身体には溜まります。良い体調は疲労を貯めずに走れる体を作る事なので、疲れた体をリセットしながら体づくりをしなければいけません。
筋トレや柔軟体操も必要です。クールダウンもかならずやりましょう。このようにどんな短い距離のマラソンでもまずは計画をたてて本番に臨む気持ちをもち実行しましょう。まずは完歩完走です。
2.あなたは正しく立っていますか
あなたは、「正しく立つ」ということを意識したことがありますか?たとえば駅のホームで電車を待っている時、何気なく立っているのではないでしょうか?無意識のうちに腰を落としてはいませんか?視線を下に向けがちになっていませんか?ポケットに手を突っ込んで背中を丸め、思い切り骨盤を後傾させていませんか?
「正しく立つ」ことは、走りを上達させる上で、とても大切なことです。
「正しい走り方」を身につける前に「正しく歩く」必要があり、その前提として「正しく立つ」ことが求められます。
ここからは、「正しい立ち方」について説明していきますが、これはランニング・トレーニングの時だけ行なえばよいというものではありません。日常生活の中でも、「正しい立ち方」を意識して下さい。
肩幅に足を聞き、つま先を真っすぐ前に向ける
下半身の形づくりから始めましょう。足幅は、肩峰幅とほぼ同じ広さに開きます。次いで、
つま先を真っすぐ正面に向けます。つま先が正面に向いているかどうか鏡の前に立って確認してみましょう。
胸を開く、肩の力を抜き背筋を伸ばす
真っすぐに前方を向いて肩の力を抜き、胸を開き背筋を伸ばす。これで上半身が形づくれます。すでに形づくった下半身の上に、胸を開いた上半身を乗せることで「正しい立ち方」は完成します。
骨盤を前傾させる
正しい立ち方ができた後に骨盤を前傾させます。これはランニングに適した姿勢づくりです。骨盤をつかむように腰に手を当て、親指を少し持ち上げるようにしてカラダの向きを調整しましょう。
意識を臍下の1点に置く
「正しい立ち方」の形はつくれました。今度は、そこに魂を宿します。
安定して立つためには、どの部分に意識を持っていけばよいのでしょうか。
丹田(たんでん)に力を込めると確かに安定した感じを得られます。しかし、丹田以上に安定を得られる場所があります。その場所とは臍下の一点(せいかのいってん)です。
丹田より下で、力の入らないところです。
この場所に意識を置いた時、心とカラダが最も安定します。
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