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エイドでしっかりコップをつかみ走りながらの給水テクニック

エイドの攻略がカギ1.マラソン中の給水はとても大切です。パフォーマンスにも大きな影響を与えて結果を大きく左右します。

夏場のフルマラソンでは、ゴール後の体重が数kg減っていることも珍しくない。そのほとんどが走行中に失われた水分だ。

また、長時間走り続けていると、エネルギー切れや塩分不足を起こすこともある。エイドステーションを積極的に利用しすみやかに水分やミネラルの補給を行いたい。

喉の渇きを覚える前にこまめな水分補給をするのが大事となります。そこで利用するのがエイドステーションの存在です。

しかし大会で対人のアクシデントが多いのもスタートとエイドステーションです。エイドステーションでは急に立ち止まるランナーや後ろから突っ込んでくるランナーがいるので給水を取ったらサッとコースを外れるのがいいと思います。

そうすれば周りをあまり気にせず飲むことができます。


その中のポイントをいくつかあげると。
1.給水を取るときは指を鳥のくちばしのようにしてサッと取る

2.コップは潰して潰した所から口に流し込むように飲む

3.飲む量はのどの渇きが潤う程度

大会によってエイドステーションの間隔や、コップの種類も違うので、エイドステーションは利用したい人だけ利用すればいいかと思います。

エイドステーションに置いてあるもの
基本的に水かスポーツドリンクが一般的です。

ほとんど紙コップに半分ぐらい入っておりの大きさの決まりはありません。

小さいコップと大きいコップ2種類用意してあるところもあります。

紙コップが使われるわけは選手が投げた時に当たってもケガを防止できる為です。

それと走りながら飲む時、手で口を潰して飲みやすくして皆さん飲んでいます。

小さなコップは給水用、大きなコップは体を冷やす為にかぶる選手が多いです。


2.走りながら上手に給水するテクニック
テレビでマラソンを観戦していると、給水が難しいとはとても思えません。テーブルに並んでいるコップを走りながらつかみ、それを飲むだけのことですが、実際にやってみると、これがなかなか難しいのです。

給水には、体から失われた水分を飲んで補う意味があるだけでなく、体にかけるなどして、上昇した体温を下げる役割も果たす。通常、給水ポイントは5km毎に設置されていることが多く、一度給水を逃すと10kmもの長い間、水分を補給できないことになる。基本的には、すべてのポイントで給水を取るように心がけるべきだ。

また、気温が20℃ を超える暑い大会では、熱くなった筋肉の温度を下げることが大切。特に後頭部や太モモの前側は、忘れずに水をかけるようにしたい。

暑いときは、ポイントごとに必ず給水し、何個ものコップを取って対応するといい。給水ポイントにスポーツドリンクが用意されていることもある。スポーツドリンクはナトリウムなどを補給できるが、頭からかけると目が痛くなったりする。水と混在する場合は、中身を確認して取るようにしよう。

そして、給水や補給食の取り方にも注意が必要だ。急激に止まって飲んで、また走るといった極端なペースの上げ下げは、見えない疲労を蓄積させる。テーブルの前から徐々に歩幅を下げてスピードを落とし、確実に取って、また徐々にペースを戻すというように極力止まらずに給水しよう。

うまくコップがつかめなかったり、飲もうとした水が気管に入ってむせてしまったり、寒い日にウエアを濡らしてしまったり……。

そこで、上手に給水するためのテクニックを、次にまとめてみました。
給水が難しいのは、マラソンレースが左側通行で行われることと関係があります。左側通行なので給水所もだいたい道路の左側に設けられており、走りながらテーブルのコップを取るのに、私たちは左手を使わなければならないのです。

左利きのランナーにとっては好都合でしょうが、右利きのランナーにとってはこれがハンデになります。

左手だけで取ろうとするから難しいのだと割り切り、なるべく両手を使うようにしています。これだとかなりの確率でコップをつかむことができます。

そういうみっともない方法はやりたくないというランナーは、なるべくしっかリコップをにぎってしまうことが大切です。

給水用のコップは紙か薄いプラスチックでできているため、無意識のうちにそっと握ろうとしてしまい、それがつかみそこなう原因になります。グシャッと握ってしまっても、こぼれる水の量は大したことはありません。

さらに洗練された方法としては、人差し指(あるいは人差し指と中指)をコップの中に入れ、つまみ上げるようにするテクニックもあります。スピードを落とさずに取るにはこれが一番なのですが、指を入れるのが結構難しいというのが欠点です。

無事にコップをつかんだら、いきなり口に持って行こうとせず、走るリズムを整えてから飲むようにします。

あせってすぐ飲もうとすると、気管に入ってむせることがあります。

のどが渇いてからでは遅いので水分だけは早め早めに摂ってください。 でも、飲み過ぎるとおなかがタッポンタッポンしてしまうので、二口程度にしておいたほうがいいです。そうすることで常に快適な走りができるでしょう。

紙コップの水を走りながら飲むのって、こぼれたり鼻に入ったりしてとても難しいんです。なので、コップを取ったらすぐに縁を折ってフタをしてください。そして、折口から口に注ぎ込むようにすると、こぼさずに適量を飲めます。

テレビのマラソン中継などでは簡単そうに見える給水も、やってみるとこれがなかなか難しい。

まず、コップの胴体をつかもうとすると、手が滑ったりコップを倒したりする危険性が極めて高い。というよりこぼしてしまった。なので給水所では、コップの縁をつまむようにして取り上げたら、これがとてもいい感じだった。

寒い日のレースであれば、給水コップを取る前に手袋を脱いだ方が安全です。手袋が濡れることぐらい気にしないランナーもいるようですが、寒さに弱いランナーはなるべく手袋を濡らさないように気をつけた方がいいでしょう。

特に寒さを感じないような日であれば、コップの水が体にかかることは気にする必要はありませんし、気温が高ければ積極的に体にもかけるようにします。

以前、あるマラソンで給水コップからザバッと体にかけたところ、中に紅茶ベースのスポーツドリンクが入っていて、白いランニングシャツが褐色に染まったことがあります。一応、中身は確認した方がいいかもしれません。

気象条件にかかわらず、レース終盤になって脚の動きが悪くなってくると、給水ポイントの水を大腿部にかけるようにしています。そうすることで、間違いなく脚の働きがよくなるといいます。

最近の研究によれば、マラソンレース中に体表面の温度を測定すると、筋肉が激しく活動している大腿部の温度が最も高くなっているそうです。そこに水をかけて冷やしてやることは、筋肉の働きにも影響をおよぼすのでしょう。

バルセロナ。オリンピックの日本選手の給水ボトルは保冷式になっていたようです。有森裕子選手が水を頭からかぶったり、脚にかけたりするたびに、水のかたまりがボロボロとこぼれ落ちていたのは印象的でした。給水の目的は最終的には体を冷やすことにありますから、飲む水も体にかける水も冷たい方が合理的です。また、冷たい水は温かい水に比べて消化管での吸収が速いというメリットもあります。


3.私設エイドについて
私設エイドを公認している大会はありません。

衛生安全上、食中毒などがあっても自己責任になります。無認可で行うランナーへの援助は、ルールで禁止されているものの、ほとんどの大会では黙認されており、一般参加者が利用して失格になることはありません。

地域性が出るのは私設エイドですが、沿道の民家が自前で用意し、完全自己負担の善意で出すものなので、嬉しいんですよね、私設エイドって。応援してくれる感じがすごくて。

唐揚げ・おにぎり・汁ものや果物など、色々なものを提供していただいております。

4.給水所でのマナーについて
給水所では人があふれて混雑する場合が多いので、ランナーのマナーが問われることも実感するでしょう。

テーブルからコップを取り上げて走り始めたランナーの足元に、水のたっぷり入った紙コップを叩きつけて行った女性ランナーがいたのだ。あるメジャーなマラソン大会のシャツを着たその女性は、自分が捨てた水のせいで足首を濡らされて慌てるランナーを振り返ることもなく、爽快と走り去って行ったのです。

トップランナーで1秒2秒を争うほど急いでいるのならわからなくもないけど、だいたいの場合はエリートランナーではないのです。給水所の先には必ずコップを捨てるビニール袋や段ボール箱がある。残った水は道の隅に流し、コップはそこに捨てればいいわけで、わざわざ路面に捨てる理由など微塵もありません。

散乱する紙コップを拾って歩く係員の横で、堂々と道にコップを捨てるランナーの心境がわからない。そんなところだけトップアスリートを真似していい気になっている愚か者には、いずれ何らかの罰が当たるはずです。

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