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ランニングをする自分を作り出すには最初に時間が必要!

走りたいと思った瞬間からランナ|マラソンはつらいもの、これは実際に走った経験がない人の定説である。運動生理学的にいうと、運動経験がない人たちがたとえゆっくりしたスピードで走っても、あっという間に息が上がり、筋肉が張って苦しくなる。

普段使わない身体の機能をむやみに動かすのだから、痛んで当然なのだ。

こどもの運動会や同僚のつきあいでたまたま運動をすると、翌日は筋肉痛で苦しむのだが、それを毎日続けるとなると、最初の経験が「痛み」から入るので、つい敬遠してしまう人たちがほとんどなのである。

しかし、ランニングの経験者からいわせると、「手順を踏んでやればいいのに」となる。「しっかりとした身体の手入れをすれば大丈夫!」ということになる。

「マラソン」というと、一般には長距離走の総称と捉えられがちだが、「マラソン」は陸上競技の世界ではフルマラソンを指していうのであって、10kmやハーフマラソンなど42・195kmに満たない距離はマラソンとはいわない。

ここではみなさんが目指すマラソンをフルマラソンとして捉え、チャレンジ(初歩) から完走に導くさまざまなことをお伝えすることにする。

「走ってみようかな」という気持ちになるには、自発的な動機がなければならない。

その動機はさまざまで、よく聞く動機は健康上の理由やお洒落を楽しみたい女性などはダイエットのため、また中高年に入り、体力の衰えを感じたときなどである。

最近、急激に増えているのが、20代の女性。彼女たちが走る理由は、「アクティブに身体をシェイプしたい」というものである。これは、単に痩せたい、といった従来の女性にあったダイエットだけが目的ではなく、「スポーツする自分」という「女性像」への捉え方の変化が特徴である。

スポーツすることはスポーツする環境に自分を置く、自分を持ってゆく、という能動性や計画性がなければできることではなく、その意味では「女性のスポーツに対する進化」が明確に見え始めてきている。

スポーツ(ランニング)するためには、時間をつくり出す←場所を探す←着替え←用具を準備←走るという行動をしなければならない

時間に追われて生活する現代人にとっては、なかなかこの行動に自分を持っていくことはむずかしいのが現状である。

だから、2005年以降、統計的にもはっきり出ている女性ランニング人口の増加傾向は、多くの若い女性が抱いている気持ち・意識の表れと捉えることができる。

女性たちの気持ちは流行に敏感でうつろいやすいといわれているが、こと「美」への憧れや探究心は古代から営々としてあり、女性である以上不変のテーマである。時代がロジカルで無機的になればなるほど、この傾向は強くなっていくのではないだろうか。

ひとくちにランニングといってもその内容はピンからきりまである。ここでは、ランニングヘの取り組み方や工夫、その効果や楽しみ方に重点を置いて話を進めてゆき、スッキリとシェイプされた体型を持ち、バランスのとれたフォームで軽快に走り去っていくランナーを見ていると、「格好いいなあ……」とか「気持ちがいいだろうなあ……」と少し羨ましい気持ちになることがある。

そして、自分もあんな風に走れたらとか、走りたいという気持ちが起こったら、その瞬間から「あなたはランナーである」といっても過言ではない。その気持ちのなかには、すでにランニングヘのモチベーションが芽吹いているからである。

しかし、実際に走ってみるとイメージや気持ちで持っていたランニングと自分の体の動きの「差」を自覚することにもなる。この「差」はあって当然のことで、すぐにイメージどおりに走れたら苦労はないし、そうならば毎日、ランニングする人の努力を否定してしまうことになってしまう。

この「差」にはいろいろな要素が含まれていて、その要素の一つひとつを埋めてゆく動力がモチベーションであり、ランニングの楽しさと歓びの発見である。

そして、このランニングの楽しさと歓びを発見するためには、身近に経験者か仲間がいることが大切である。

気持ちを共有できる仲間がいると相談ができたり、ペースの共有ができたり、達成感を共有できたりと、一人だと、つい持ってしまいがちな孤独感や疎外感がなくなるまた、仲間のなかに経験者や自分より上級者がいると、大会の様子や練習、道具の選び方や情報など、知らないことを気軽に教えてもらえる、という利点と安心感が得られるのである。


ランナーになる計画として最初の3ヵ月にやるべきこと

●まずは走ってみること
●走りの道具を知る(ウェア/シューズの選び方/アクセサリー類)
●走り方がいまいちなら正しい歩き方をマスターすること
●自分の身体的な特徴を知ること
●自分の身体的弱点を知ること
●身の丈に合ったランニングを覚える
●走りで使う身体の部位を理解する
●止まることは当たり前、と考えること
●1回のランニングは25分以上できるところまで走る
●週3回のランニングで2ヵ月間を1クールとする(習慣化)
●身体の手入れを覚えること(疲労を解消することが故障を防ぐので疲労の解消方法を身につける。アイシング/ストレッチング/入浴/マッサージ法) 
●身体の構造を理解して補強方法を覚える
●ランニングで消費する栄養素と摂取すべき栄養素を理解する

この3ヵ月間の練習でランニングすることの基本はマスターできるだろう。

ランニングすることが定着し、使った身体の手入れ方法や食事の摂り方、補強方法が身につく頃には45~60分のランニングができるあなたがいるはずだ。

6分30秒/k mのスピードで45~60分間のランニングができるということは、6.9 ~9.2kmは走っていることになる。



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