目次
- 1.皇居 5km
- 2.都庁周辺・防衛省・靖国通り 12km
- 3.日比谷公園・虎ノ門 9km
- 4.芝公園・東京タワー 7km
- 5.青山霊園・六本木 8km
- 6.国会議事堂・赤坂 8km
- 7.湯島・東京大学 7km
- 8.白山神社・小石川植物園 8km
- 9.靖国神社・神保町 6km
- 10.神宮外苑 8km
- 11.迎賓館・赤坂御所 8km
東京を走って楽しくなるおすすめランニングコース|東京都心部
東京の都心部は人が多くて車も多いのでランニングなど走る場所は限られています。ここでは悩めるランナーのために都心でも走ることができるおすすめコースを紹介していきます。走りやすさや人気度をあらわしているのでわかりやすいと思います。
1.皇居 5km
これぞランナーたちの聖地
気高い精神でルールを守って走ろう
人気度5
走りやすさ5
アップダウン3
半蔵門→桜田門→竹橋→千鳥ヶ淵
夕方や週末に大勢のランナーが集う。
ルールを守ることが大事。無理に走ってはいけない。皇居はうめ、さくら、つつじなど、四季折々の花々も見られ、小動物の宝庫でもある。夜景もきれいで、東京タワー、丸の内、桜田門など、気持ちのよさは格別。コース上には47都道府県の花のパネルが100mごとに、千代田区なども入れて50ヵ所分ある。どのくらい走ったのかも一目瞭然。街灯もあって安全で安心。夜は信号での足止めもない。
皇居内の皇居外苑(砂利の場所)や東御所はランニング禁止区域。立ち入る際は歩いて見よう。周辺の施設も充実していて、半蔵門だけでなく、竹橋(神保町)、大手町(神田)、日比谷などに、銭湯やシャワー施設があって便利だ。
アドバイス
近年ランナーが増え、道幅のわりに混雑している。歩行者や自転車ユーザーに注意して走ろう。基本的には時計の逆周りが安全。半蔵門には銭湯のバン・ドゥーシュや、ランナー施設などがある。
2.都庁周辺・防衛省・靖国通り 12km
高層ビル街を抜けて東京マラソンコースをたどろう
人気度4
走りやすさ3
アップダウン3
麹町→防衛省→靖国通り→新宿中央公園→東京都庁(往復)
靖国通りを新宿に向かい、東京マラソンのコースを逆走する。新宿中央公園を一周してから東京都庁へ向かうコース。
市ケ谷から防衛省沿いは人通りが少なく、歩道が広いので走りやすい。曙橋付近はアップダウンがある。新宿歌舞伎町手前までは人通りがそれほど多くないのが意外。歌舞伎町界隈はさすがに人が多く、ゆっくり進もう。
大ガードを抜けて都庁へ。新宿の高層ビル街を走るのは、昼も夜もダイナミック。新宿中央公園はジョギングコースがあり、昼間は走りやすい。夜は暗く、人通りも少ないので周回は控えたい。都庁前につくと、スタート点を示す印があるので要チェック。東京マラソンに参加した気持ちで大きく息を吸い、今度はコースをたどって市ケ谷、麹町まで戻ろう。
アドバイス
東京マラソンスタート点の都庁をめざすコース。靖国通りは人がそれほど多くなく走りやすい。新宿地区に入ると、人通りが多いので無理をしないことし麹町にはランナーズステーションがある。
3.日比谷公園・虎ノ門 9km
サンライズスポットもあるビジネス街の癒しコース
人気度5
走りやすさ4
アップダウン1
日比谷→日比谷公園(周回)→日比谷通り→御成門→神谷町→虎ノ門・金刀比羅宮
日比谷公園は東京マラソンの10kmゴール地点である。ビジネスマンの癒しのスポット。周囲の長さは約1.9kmあり、周回コースとしても最適。すぐとなりが皇居なので足をのばすのもよい。日比谷通りを東京マラソンコースに沿って走り、御成門駅から神谷町駅を周回するようにコースをとる。虎ノ門に着くと、そこには高層ビルと共存するように金刀比羅宮がある。かなりサプライズ。一押しのスポットだ。走って癒されることうけ合いだ。
アドバイス
週末は人通りがほとんどないのが特徴。平日はビジネスマンであふれているので注意を。ランニング施設として、日比谷にアートスポーツ・ランニングオアシス、銀座にアシックスストア東京がある。
4.芝公園・東京タワー 7km
遠くても真下でも感動するタワー周辺の隠れスポット
人気度4
走りやすさ4
アップダウン3
芝公園→愛宕神社→東京タワー→芝公園(周回)
芝公園の周り約1.9kmのコースがたどれる。コース内には公園以外にも増上寺、東照宮など見所も多い。寄り道して大門に寄るのもよい。周回後は、周辺のスポットの愛宕神社に足を向けたい。江戸時代には愛宕山といい、海が見えた場所でもある。観光スポットとしては、東京タワーの下を通るのがオススメ。都内に住んでいてもほとんど行かない場所ではあるが、改めて見るタワーには感動する。増上寺の前は東京マラソンの往復コースだ。
アドバイス
芝公園内は広いが、周辺の歩道は狭い。
歩行者に注意をしながら走る。芝に区立公衆浴場のふれあいの湯がある。
5.青山霊園・六本木 8km
繁華街の喧騒と霊園の静かさ両者のコントラストを楽しもう
人気度3
走りやすさ3
アップダウン2
外苑前(表参道)→東京ミッドタウン→六本木ヒルズ→青山霊園→キラー通り
国道246号線を赤坂方面に抜け、六本木のど真ん中へ出る。高層ビルが立ち並ぶこの場所は東京ミッドタウン。六本木通りの繁華街を抜け、六本木ヒルズヘ。
週末は夜でなければ、意外と人は少ない。ヒルズから青山霊園へ向かう。六本木の喧騒が嘘のように静かなたたずまい。青山霊園はさくらの名所でもある。青山霊園に沿ってキラー通りが走る。外苑前から六本木に向かって、隠れた名店が数多く存在。芸能人行きつけの店も多く、見るだけでも楽しい
アドバイス
六本木以外は人も少なく道も広い。コースも平坦で、多くは走りやすい。外苑前に自転車施設のファンライドステーション+ランステ、表参道に銭湯の清水湯がある。
6.国会議事堂・赤坂 8km
赤坂から永田町をめぐって政治の中心を一周する
人気度3
走りやすさ4
アップダウン5
永田町→赤坂サカス→日枝神社→総理官邸→国会議事堂(2周回)
永田町といえば政治の中心国会議事堂があり、首相官邸や議員会館などもある政治の街。その周辺は山あり谷あり。この永田町脇を国道246号線が走る。国道を渋谷方面に向かう。赤坂はすぐだ。周辺のアップダウンを走って左に進路をとると、TBSテレビの裏に出る。ここから、あの赤坂マラソンのコース横(テレビのコースはTBSの敷地内)を走り抜け、日枝神社へ向かう。日枝神社の心臓破りの階段を登ると頂上が境内。表参道の階段を下ると、国会議事堂の裏に出て、ここをかけ登る。総理官邸を道沿いに、周回するように皇居方面へ。すると手前に国会議事堂正面が見える。そこをスタートに約1.5kmを周回。最後は国立国会図書館を通過してゴール。
アドバイス
赤坂周辺を除いては、国道246号線など道も広く走りやすい。赤坂周辺は道も狭く、人通りも多いので注意。平河町にランナー施設のRUNBASEがある。
7.湯島・東京大学 7km
受験祈願から天神様から東大までの学問コース
人気度4
走りやすさ4
アップダウン5
小川町→ニコライ堂→湯島聖堂→神田明神→湯島天神→東大(周回)
湯島といえば、学問の神様、商売の神様として有名。湯島聖堂、神田明神、湯島天神など、学生や企業人が多く参拝する。しかしあなどるなかれ。見所も多い分、走り応えもあるコースだ。小川町をスタートした直後から聖橋まで登り、その途中にニコライ堂がある。JR中央線をまたぐ聖橋をこえると右手に湯島聖堂、すぐ裏には神田明神と、次々と名所が並ぶ。
湯島天神に向かうと、すぐ下って登る。さらに湯島から本郷三丁目まで登り、本郷通りに入るとやっと平坦に近くなる。ここからは東大キャンパスを周回する形になる。東大赤門は車の出入りもあり、注意が必要.東大農学部の手前を右折し周回すると下りながら曲がり、下りきると次は登るという変化に富む。
アドバイス
つねにアップダウンがある。道幅は狭いが、週末は人通りが少ない。東大の赤門は車両や自転車の出入りが多いので注意。小川町にランナー施設のセカンドウィンドビルがある。
8.白山神社・小石川植物園 8km
坂道の多さは都内屈指
寺院も多い文の京をめぐる
人気度3
走りやすさ3
アップダウン5
白山→白山神社→小石川植物園→播磨坂→護国寺→茗荷谷駅
文京区は俗に文の京といわれる。古くから学者や作家などが多く集まり、文化の香がする街だ。目立った繁華街がなく、23区内の中では一番犯罪が少ない。週刊誌で安心して住める街第1位に選ばれたこともある。その街に100をこえる坂道が存在する。都内屈指の多さだ。この坂を駆使したコースである。
同時に、区内には学校や寺院も多く存在する。自然も豊かだ。紫陽花で有名な白山神社、小石川植物園。さくら並木で有名な播磨坂。春日通りを挟むようにして、筑波大付属小やお茶の水女子大などの学校が多くある。護国寺まで折り返すのに約6個の坂を通る。そこを往復してゴールは茗荷谷駅。ちなみに茗荷谷とは、ミョウガが江戸の頃に栽培されていたことからつけられた。
アドバイス
文京区内の土地の形状はアップタウンが多い。このコースも平坦のほうが少ないくらいだ。車の裏道になっている通りが多く、気をつけて走ろう。思った以上にスビードを出す車も見られる。
9.靖国神社・神保町 6km
3分の2が坂道のメリハリコース
アップダウンで強化しよう
人気度4
走りやすさ4
アップダウン5
神保町→靖国神社→千鳥ヶ淵→九段下の坂道・東京大神宮→日白通り
→東京マラソンコース
神保町から靖国通りを靖国神社まで坂道を登っていく。ここで勢いがつき過ぎると、次からがつらくなるのでペースを守りながら走ろう。神社境内に入り、参拝しよう。その後、皇居方面へ向かう。途中で千鳥ヶ淵付近を通ると、道は平坦になる。そこから靖国通りに戻り、九段下を左に曲がる。すると九段中坂へ出る。自転車(ロードバイク)でもきつい壁のような急坂を登る。仮想トレイルランニング(山岳コースを走ってタイムを競うマラソン)モードで。
次の道を下り、また登るとそこが東京大神宮だ。ここもお参りしよう。そして目白通りに出ると、東京マラソンコースに道なりに進んでゴール。コースの3分の2は、坂のアップダウンなので、じつにメリハリがあるコースだ。
アドバイス
歩道は広いので走りやすい。週末は人が多い時もある。坂道が多いので強化を目的として走るにはもってこいだ。神保町にランナー施設のランナーズステーション神保町がある。
10.神宮外苑 8km
国立競技場、イチョウ並木、絵画館、スポーツのメッカをめぐろう
人気度5
走りやすさ5
アップダウン2
外苑前→イチョウ並木→絵画館前(二周) →国立競技場→明治神宮野球場
国立競技場や明治神宮野球場がある、まさにスポーツのメッカ。絵画館前にはフットサルコートや野球練習場、ゴルフ練習場もある。日曜日は、無料レンタルサイクルも利用できるし車道が専用のサイルクコースになる。絵画館を中心に1.3kmの周回コースがとれる。マラソンイベントも開催される。これだけスポーツを盛り上げる要素が揃っているのだから、ランナーが多いのも当然。名物のイチョウ並木も見ごたえがあり、絵画館前に向いながら走るのもよいし、往復してもよい。この地域の周辺を走る新宿シティマラソンも人気がある。
多くのランナー向けの施設があり、アドバイスで紹介したほかにも、国立競技場ではランナー向け施設が利用できる。
アドバイス
平坦で走りやすい。ランナーが多い。野球場や他の施設もあり、日によってイベントで多くの人が通るので注意。外苑前にファンライドステーション+ランステ青山、表参道に清水湯がある。
11.迎賓館・赤坂御所 8km
走り応えのある一周3.3km
皇居と並ぶ人気コースを楽しもう
人気度5
走りやすさ5
アップダウン4
麹町→若葉東公園→迎賓館・赤坂御所→豊川稲荷(2周回)
皇居と並んで都内屈指のランニングコースとして親しまれている。信号もなく走りやすく、以前は企業の運動部選手たちも練習していた場所。アップダウンがきつく、コース1周は3.3kmあり、走り応え十分だ。自分のペースで周回を変えて楽しむこともできる。青山通り側は日差しを遮るものがないので、夏場は帽子など熱中症対策が必要だ。
気分転換で豊川稲荷に立ち寄るとよい。 トイレを利用でき、飲み物も売っている。さくらの名所は豊川稲荷、外堀公園など数多くある.歩道にはつつじも咲いている。これだけのコースでありながら、皇居に比べてランナーは少ない。
青山1丁目などもコース内にはあるが、着替える場合は麹町か外苑前、表参道まで足をのばすほうがオススメ。
アドバイス
若葉東公園までは信号があるが、迎賓館~赤坂御所は信号が少ない。アップダウンはきつく、豊川稲荷手前の歩道は狭いので注意。麹町駅近くにランナーズステーションがある。
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