目次
- 1.マラソンのペース計算とは?
- 2.ペース配分の基本
- 3.よくある質問とまとめ
マラソンのペース計算方法を徹底解説|サブ3・サブ4・サブ5達成に必要なペース表付き
「サブ4を達成するには1km何分で走ればいい?」 「フルマラソンで目標タイムを達成するためのペース計算方法が知りたい」マラソンでは、ペース配分が記録を大きく左右します。前半で飛ばしすぎると後半に失速し、逆に慎重すぎると目標タイムに届きません。
この記事では、マラソンのペース計算方法を初心者にも分かりやすく解説します。さらに、サブ3・サブ4・サブ5に必要な1kmペースや5kmごとの通過タイム表も掲載しているので、レース当日のペース管理にぜひ役立ててください。
マラソンのペース計算とは?
マラソンのペースとは、「1kmを何分何秒で走るか」を表す数値です。
フルマラソンは42.195kmあるため、目標タイムを42.195kmで割ることで、おおよその1kmあたりのペースを計算できます。
例えば4時間で完走したい場合は、
240分 ÷ 42.195km ≒ 5分41秒/km
となります。
このペースをできるだけ維持することが目標達成への近道です。
サブ3・サブ4・サブ5とは?
マラソンでは目標タイムごとに次のような呼び方があります。
呼び方 タイム
サブ3 3時間以内
サブ3.5 3時間30分以内
サブ4 4時間以内
サブ4.5 4時間30分以内
サブ5 5時間以内
サブ6 6時間以内
初心者はまずサブ5や完走を目標にする方が多く、中級者になるとサブ4、上級者ではサブ3を目指すケースが一般的です。
サブ3に必要なペース
サブ3とは3時間以内でフルマラソンを完走することです。
必要なペース
* 1km:約4分15秒
* 5km:約21分15秒
* 10km:約42分30秒
* ハーフ:約1時間29分40秒
サブ3達成のポイント
* スピード持久力が必要
* 定期的なインターバルトレーニング
* ロング走で30km以上を経験する
* ペースのブレを最小限にする
サブ4に必要なペース
初心者から中級者に人気の目標です。
必要なペース
* 1km:約5分41秒
* 5km:約28分25秒
* 10km:約56分50秒
* ハーフ:約1時間59分50秒
サブ4達成のポイント
* 前半は飛ばしすぎない
* 一定ペースを維持する
* 補給を計画的に行う
サブ5に必要なペース
初マラソンの目標として最も人気があります。
必要なペース
* 1km:約7分07秒
* 5km:約35分35秒
* 10km:約1時間11分10秒
* ハーフ:約2時間30分
サブ5達成のポイント
* 無理にスピードを上げない
* 会話できるペースを意識
* 給水・補給を確実に行う
フルマラソンのペース表
目標 1km 5km 10km ハーフ ゴール
サブ3 4:15 21:15 42:30 1:29:40 3:00:00
サブ3.5 4:58 24:50 49:40 1:44:45 3:30:00
サブ4 5:41 28:25 56:50 1:59:50 4:00:00
サブ4.5 6:24 32:00 1:04:00 2:15:00 4:30:00
サブ5 7:07 35:35 1:11:10 2:30:00 5:00:00
サブ6 8:32 42:40 1:25:20 約3:00:00 6:00:00
イーブンペースがおすすめ
イーブンペースとは、スタートからゴールまでほぼ同じペースで走る方法です。
初心者から上級者まで最も失敗しにくい走り方とされています。
前半飛ばしすぎはNG
マラソンでは30km以降に疲労が急激に現れることがあります。
前半に速く入りすぎると、
* 足が動かない
* エネルギー切れ
* ペースダウン
につながるため注意しましょう。
ペース管理に便利なアイテム
GPSランニングウォッチ
リアルタイムで
* ペース
* 距離
* 心拍数
を確認できます。
ペースバンド
腕に巻くだけで5kmごとの目標通過タイムを確認できるため、初心者にも人気があります。
スマートフォンアプリ
ランニングアプリを利用すると、練習中の平均ペースや距離を簡単に記録できます。
初心者がペース計算で失敗しやすいポイント
練習より速いペースで走る
大会の雰囲気にのまれて飛ばしすぎると後半で大きく失速する可能性があります。
補給を忘れる
エネルギー切れになるとペース維持が難しくなります。
30kmまでに計画的に補給することが大切です。
時計だけを見続ける
ペースだけでなく、
* 呼吸
* 心拍
* 疲労感
も確認しながら走ることが重要です。
ペース計算を練習で活用する方法
レース本番だけでなく、普段の練習でも目標ペースを意識することで、本番で安定した走りにつながります。
例えばサブ4を目指す場合は、ジョギングだけでなく5分40秒前後のペース走を取り入れることで、目標ペースを体に覚えさせることができます。
よくある質問(FAQ)
Q. 初マラソンではどのペースを目標にすればいいですか?
初マラソンでは無理にタイムを狙わず、完走またはサブ5を目標に設定する人が多くいます。練習で無理なく続けられるペースを基準に考えましょう。
Q. レース後半にペースが落ちるのは普通ですか?
はい。多くのランナーが30km以降でペースダウンを経験します。前半を抑え、補給や給水を適切に行うことで失速を抑えやすくなります。
Q. GPSウォッチがなくてもペース管理できますか?
可能です。大会の距離表示と腕時計を使って5kmごとの通過タイムを確認したり、ペースバンドを利用したりする方法があります。
Q. ネガティブスプリットとは何ですか?
レース前半をやや抑え、後半に少しペースを上げる走り方です。経験者向けの戦略ですが、後半の失速を防ぎやすいメリットがあります。
まとめ
マラソンで目標タイムを達成するには、自分に合ったペースを理解し、一定のリズムで走ることが重要です。
ポイントをまとめると次のようになります。
* 目標タイムから1kmあたりのペースを把握する
* サブ3は約4分15秒/km、サブ4は約5分41秒/km、サブ5は約7分07秒/kmが目安
* イーブンペースを基本にレースを組み立てる
* 前半のオーバーペースを避ける
* GPSウォッチやペースバンドを活用する
* 練習でも目標ペースを意識して走る
適切なペース配分は、完走だけでなく自己ベスト更新にもつながります。大会前には目標タイムに応じたペースを確認し、自分に合ったレースプランで理想のゴールを目指しましょう。