目次

マラソンや自転車など持久力系の運動もプロテインが必要な理由

持久力系運動とプロテイン持久力系(陸上競技の長距離、マラソン、水泳長距離、自転車ロードレース、トライアスロンなど)

マラソンなどの持久系種目は、典型的な有酸素運動。酸素摂取能力に優れた遅筋 (赤筋)を発達させ、細くてスタミナのある筋肉をつくることが理想だ。
それによって、長時間のレースでもバテない持久力を身につけることができる。また、機能的なボディーラインを維持するためには、ウエイトをコントロールすることも課題となる。

持久系種目には、マラソンを含む長距離走、自転車ロードレース、長距離水泳、トライアスロンなど、いわゆる有酸素運動全般が挙げられます。持久系アスリートにプロテインは不要、と考えている人もいるかもしれませんが、長いレースを戦い抜くためには、脚を中心とした筋力の強化は不可欠です。

そのためには、瞬発的に大きな力を発揮する速筋(白筋)よりも、酸素摂取能力が高く、耐久性に優れた遅筋(赤筋)を発達させることが命題となります。そこで登場するのが大豆プロテイン。抗酸化力に優れたフラボノイド、イソフラボンを含む大豆タンパクは、有酸素運動にともなう活性酸素を抑える働きを持っています。さらに体脂肪をつきにくくする作用があるため、スタミナのある細い体をつくるには、格好のプロテインと言えるでしょう。

また、タンパク質が不足すると、運動による筋肉損傷の修復に影響が出るだけでなく、疲労骨折や捻挫など、ランナーの骨や関節にも悪影響が出てしまいます。持久系アスリートにもタンパク質は重要な栄養素であるということを自覚し、プロテインなどでしっかり補ってあげることが大切です。

活用
持久系アスリートといえども、タンパク質は欠かせない栄養素のひとつ。タンパク質が不足すると、体づくりに影響を与えるだけでなく、ケガや疲労骨折などの危険性も高まる。機能的な体を維持するためにも、普段から低脂肪・高タンパクの食事を心がけ、足りないタンパク質はプロテインで補うのがベストだ。大豆タンパクがメインの持久系アスリート向けプロテインなら、有酸素運動にともなう活性酸素障害の予防にもなる。さらにアミノ酸やビタミン・ミネラル類などのサプリメントを駆使して、運動中に消費した栄養素の補充に努めたい。

試合時
レース時に最大の焦点となるのが、エネルギー源となる糖質と水分の補給。エネルギーが枯渇すると、パフォーマンスの低下を招くだけでなく、精神力や思考力にも影響が出てしまう。自覚症状が出る前に、タイミングを計って積極的な糖質補給を心がけよう。

長時間の運動で消費される栄養素をいかに確保するかが課題。長時間の過酷な運動を強いられる持久系アスリートにとって、サプリメントは欠かせない栄養補給のひとつとなっています。長い間走り続けていると、タンパク質はもちろん、エネルギーやビタミン、ミネラルなどもどんどん消費されます。これらを枯渇させることなく、いかにタイミングよく補給してあげるかが、持久系アスリートの課題と言ってもよいでしょう。

CoQ‐10サプリメントに注目します。体が活動するためのすべてのエネルギーであるATP(アデノシン3リン酸)は、体内の貯蓄が微量なため、発電所のようにつねに生産し続ける必要があります。このC OQ 10は、ATPの発生場所である細胞内のミトコンドリアに働きかけ、ATPの発生を促すサプリメント。長時間にわたり運動エネルギーを発生し続けなければならない持久系アスリートには、格好のサプリメントと言えるでしょう。

エネルギーの発生源を確保したら、次に補給したいのがタンパク質。プロテインとアミノ酸を上手に使い分けて、タンパク質の効果的な摂取を狙います。運動前にBCAAタブレットを飲み、運動後に総合型アミノ酸タブレットを摂るのは、もはやサプリメントを使用するアスリートにとって常識となりつつある活用法。

プロテイン摂取は就寝前だけに抑えて、就寝の30分前に大豆タンパク配合のプロテインを飲み、さらに就寝直前に総合型アミノ酸タブレットを飲んで、消耗した体の回復を図りましょう。大会当日は、局面に応じた細やかな水分補給と糖質補給が勝利のカギとなります。運動前のエネルギー調整はもちろん、レース中も吸収の良いBCAAウォーターなどで、水分とエネルギーを補給しましょう。終了後の体のケアも忘れずに。



2. 自転車は優れたエクササイズになる
自転車は、すぐれたエクササイズであり、ランニングのかわりにもなる。ランニングではひざの古傷が悪化してしまうという場合などは、かわりに自転車に乗るとよい。自転車なら長距離を走れるので、風景の変化も楽しめる。自転車の唯一の欠点は、交通事故の危険がつねにあることだ。残念なことに、安全かどうかはほかの通行者にかかっていることが多いため、たとえ本人がすぐれた感覚と技能をもっていたとしても、完全に自分を守れるわけではない。しかも、車と自転車が衝突すれば、どちらに非があるにしろ、被害は一方的なものとなってしまう。そのため、自転車にのるさいに、最大限の注意をはらう必要がある。

自転車はかなりの出費をともなう。トレーニング・プログラムにとり入れるのなら、しっかりとした競技用自転車が必要だろう。マウンテンバイクは避ける。起伏に富んだクロスカントリーのコースを走るのは楽しいが、かならず転倒することになるので、けがをしてトレーニング・プログラムに支障をきたすこともある。

服装
自転車に乗るさいには、硬くて安全なヘルメットがかかせない。毎年、多くの人が、頭部の負傷が原因で死亡したり、重傷を負ったりしている。サイクリングシューズも大切だ。シューズは、ペダルに留めるタイプとトウクリップで固定するタイプの二種類がある。サイクリングパンツも購入する。これは必要な場所にパッドが入っているので、苦痛が大幅に軽減される。

長距離を走る場合は、水筒もかかせない。1リットル入りのボトルを二つ用意して、一方に水、もう一方にスポーツドリンクを入れるようにするとよい。スボーツドリンクで血液の化学作用を乱すことなく失われたエネルギーを補給し、水は頭からかぶって疲れた体サイクリンググローブも買って損はない。てのひらはたえず圧迫されるために水ぶくれができやすく、坂を上るときはほんとうにつらいが、それを減らすことができる。

交通量の多い道路を走るのなら、自転車用のマスクを着用する。これはネオプレンというゴムでできていて、フィルターがついている。激しく運動しているときは呼吸しにくいが、咽頭炎を予防できるし、車の排気にふくまれる有毒ガスをかなりとりのぞける。サングラスがあると、空中に漂うちりや、夏場に空中を飛びまわる無数の虫を防ぐことができる。 自転車用のべストもあると便利だ。背中にたくさんポケットがついていると、必要なものがかなり入る。装備では、空気入れ、予備チューブ二本、パンク修理セットを常備する 。


この記事を見た人は、下記にも注目しています!