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ランニングとジョギングの意味が違うのでしっかり使い分けよう

1.ラン、ジョグ、レース、3つの違いがわかりますか?広義ではジョギングもランニングの概念の中に含まれ、狭義では、「速さ」や「運動強度」によって区分されます。

・ゆっくりランがジョギング

・速いランがランニング

「ジョギング」という言葉・概念が日本へ入ってくる前はすべて「ランニング」でした。
ですので、ジョギングという言葉を使い慣れていない人はジョギングのこともランニングと言っている人も多いですね。

学校のマラソン大会でのツライ思い出、部活時代のシゴキ。無理なペースで走ることを強要された経験がある人ほど、「走ることはツライこと」というイメージを抱いているものです。

しかし、自分なりのペースで走るコツ、上手な体の使い方をつかめば、ランニングは気軽に楽しめるスポーツに変わります。 そこで気になるのが、現時点で自分がどのくらいの走力を持っているかということです。

巷では、ランナーを走りのレベルによって、遅い順から順にジョギング、ランニング、レーシングとカテゴリー分けされています。

「初心者が1回30分走れるようになったら、立派なジョガー」 そんなふうに定義することもあります。 尺度となるのは、タイムと距離。そして、頑張り……。

同じ距離を速く走るからレーシングなのかというと、そうではありません。 人にはそれぞれ、持って生まれた能力があり、個性があります。

重要なのは、タイムが速いか遅いか、長い距離を走ることができるかできないか、ではないのです。

その人自身が自分の体の特性を活かして走れているかどうか。 ランニングの上級者か、中級者か、初心者かを測っています。 走ることのスキル、技術力を身につけた人は、タイムが遅くとも上級者です。

逆にどれだけ速いタイムを出せる人でも、体の特性を活かしてなければ上級者とは言えません。

ところが、多くのランナーは自分でゆるやかなペースだからジョギング、今日は頑張っているからランニングと判断しています。そこに見え隠れするのは、体育の授業などで、追い立てられ、頑張るだけ、体力まかせで走ったマラソンの体験です。

皆さんには、頑張りに頼る力まかせのランニングではなく、自分に合ったランニングスキルを身につけて、走ることを楽しんでもらいたいと思っています。

そこで具体的なランニング練習に入る前に、どのように体を使うと効率的な走りができるのか。よい走りと何かについて、一緒に考えてみたいと思います




ジョギングとランニングの違いは、一般的に「速さ」で区別されるケースが多いです。

では、「おしゃべりできる速さ」って?
「速さ」のレベルは走力によって人それぞれ違います。

ジョギングとはゆっくりマイペースで走ることと理解してください。
ペースは、人と会話をしながら走れる速さで、心拍数の目安としては120くらいです。体はもちろん、気持ちもゆったりリラックスした状態で走ることが大切です。


【ゆるいラン】的に使われるのがジョギングと云われます。
ジョギングは、「おしゃべり出来る速さで」と解説されています。


走力のある人にとっては、時速10Km~12Km(1km当たり5~6分)も、
【ゆるいラン】≒ジョギングです。

走力の無い人には。
時速6km~8km(1km当たり10~8分)が精一杯かな・・・
が、【ゆるいラン】≒ジョギングになるのでしょう。

最近は「スロー・ジョギング」なる言葉まで造成されています。
【ゆるいラン】がさらに「スロー」に!?

結局はその境界はあいまい。というか自分の判断で決めてもよいと思います。何も決めずにその時の雰囲気や自分の気持ちなどゆっくり楽しんで走るのがジョギング、ランニングというのはタイムや距離を自分で設定して、その目標を達成するためにある程度の速さで走るのがランニング。

自分なりにゆっくり楽に走っていると思えばジョギングです。
なのでジョギングの方がムリなく続けられます。

2.ジョギングはマラソン練習の基本
ジョギングは、マラソン練習の基本中の基本です。
ジョギングで、長い時間、長い距離を走るための土台作りをしていきます。

フルマラソンを1km3分ペースで走るトップランナーであっても、ジョグでの土台作りを疎かにしていては、練習を積み重ねることはできません。これからレベルアップし、一段上の練習をするうえでも、ゆっくりしたペースで長い時間走ることのできるジョギングの練習は大切です。

ジョギングはゆっくり走るので、自分のランニングフォームをチェックするのにも最適です。街の中のショーウインドウに映る自分の走る姿勢や腕振りの仕方なども、チェックしてみましょう。

ずっとジョギングを続けていると重心が下がることもあるので、「信号が見えたら」「犬に会ったら」など、自分でポイントを決めて、フォームを意識してみるのもオススメです。

レベルアップし、練習メニューの段階が上がってくると、ジョギングの種類を2つに使い分けられるようになってきます。

①疲労抜きのジョギング
インターバル走やロング走など、体に強い負荷をかけた練習を「ポイント練習」と言います。この練習をした後、筋肉の疲労を抜くために行なうジョギングです。

ペースは基本的にいつものジョグと同じですが、筋肉をリセットすることを意識。
ペースはゆっくりでもリズム良く走ります。
疲労を抜いて次のポイント練習を行なう準備をするためのジョグです。

②つなぎのジョギング
負荷の高いポイント練習ではないけれど、練習メニューの一環として走る、ジョグ。

初心者の方のジョグはほとんどがこれに当たります。
脚作りを兼ねてゆっくり長く走るジョグで、呼吸を追い込んで走るわけではないのですが、一定のペースは守っています。長く走るので精神力を鍛えれます。



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