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マラソンやランニングで企画アイデアを考える

ランニングと自分をプロデュースすること
ランニングのスタイルは、人それぞれ違います。違って当然なのです。なぜなら、自分に適したランニングのプログラムは、自分の性格によって決まるからです。

よく、ランニングを始めたけれど長続きしなかった……、という人がいます。その理由を、「自分には不向きだから」と決めつけてしまいがちですが、そうではありません。自分に向かない・プログラムを自分に課したことが、長続きしなかった理由なのです。

ランニングを習慣化するために必要なのは、プロデュースする能力です。自分の性格をしっかり分析し、「どうしたら長続きするか?」という戦略を立てることが重要なのです。これは、企画を立案するときとまったく一緒。

30代の女性には30代の女性、50代の男性には50代の男性に、高齢者には高齢者に、それぞれ合った商品やコンテンッがあるもの。それを考えるのが企画という仕事なのです。

ランニングも同じことで、自分というターゲットの性格に応じて、「いつ走るか」「どこで走るか」「どれくらい走るか」「どうやったら楽しく走れるか」といったことを戦略的に決定しなければなりません。

ですから、ランニングを始めたものの、長続きしないで挫折してしまったという人は、厳しい言い方をすれば自分自身に対するプロデュース感覚が欠如していたということになるわけです。

自分に合ったランニングのプログラムを組み立て、体力や技術の向上に応じてプログラムを変化させていく。その戦略的な発想は、まさしく企画力やプロデュース能力の成せる技でもあるのです。
さあ、自分向きのプログラムを設定して、走り出してみましょう。

ロケットスタートよりもフラットなペース配分
勘違いしないでほしいのですが、企画の仕事というのは「一発当てる」ことではありません。報酬に見合うだけの価値があるレベルの高いプランニングをコンスタントに生み出し続けるのが、企画のプロの力。

ラッキーをアテにするのではなく、計算と必然でアベレージを上げていかなければならない仕事なのです。
「待っていれば、いつか何かひらめくだろう」といった甘い考え方では、企画なんか立てられっこありません。

それはマラソンにたとえれば、「座って休んでいれば、いつかゴールするだろう」と思っていることにも等しいのです。

企画にも、マラソンにも、一気にゴールにたどり着けるような奇跡は起きないのです。スタートしたら、一歩一歩が勝負です。そして、両者はこれも不思議なほど似ているのですが、ペース配分が非常に重要になってきます。

マラソンでは、スタート直後からオーバーペースで飛ばすと、後が続かなくなります。

序盤は目立って、もしもテレビ中継をしていれば、楓爽と先頭を走る姿が何度もアップで映し出されることでしょう。でも、途中で息切れして、結局は順位をどんどん落とすことになるのが目に見えています。

企画でも、1回目のプレゼンで奇をねらったような提案をドーンとぶち上げる人がいます。これは目立つし、クライアントのウケもいいものです。だけど、こういう企画マンは後で大いに苦労するし、ほとんどの場合、実現できないか、つまらない企画にかたちを変えてしまうものです。

また、序盤の遅れを終盤で一気に取り返すことが難しいのも、マラソンと企画の共通点です。できることを後回しにしておいて、ギリギリになってから「ひと晩徹夜すればどうにかなるさ」といった、試験前の一夜漬けみたいな甘えは、企画の仕事では通用しません。

大切なのは、持っている力をフラットに発揮するためのペース配分です。結局、最後に笑顔でゴールできるのは、自分にできる、自分ならではの企画を、淡々とかたちにしてきたランナー、いや、プランナーなのです。

異質なジャンルの中に共通点がある
マラソンはタイムを競う競技です。しかし、レースを通して学ぶのは、他人のタイムではありません。優れたランナーのフォームだったり、ペース配分だったり、普段のトレーニング方法だったりします。それらを自分のランニングに生かすことで、自分のタイムを上げようとするわけです。

この考え方を、アイデアに困ったときに思い出してください。もちろん、困っていないときでもいいのですが、たとえば本のプランニングをしているとします。

どうしてもアイデアの方向性が定まらないときは、最近のトレンドを知ろうとして書店に行き、売れている本の共通点を見つけたりしたくなるものです。しかし、それは他人のタイムを調べて自分のタイムの参考にするようなもの。自分らしいアイデアのひらめきは期待できません。

企画の「ク」は「比べる」ということ。他の商品や作品を比べる対象にすることは間違ってはいません。ただし、同じジャンルの中で比べていると、画一的なアイデアしかひらめかなくなってしまいます。世の中にあふれている、ヒット商品の二番煎じのような企画の多くは、同一ジャンルの中で比べたために、オリジナリティが失われた結果とも言えるのです。

比べるなら、異質なジャンルのものを対象にする。この原則を忘れないでください。

本のアイデアであれば、たとえばヒットしたお菓子のパッケージや、化粧品の容器のデザインなどと比べてみるのです。また、自分が考えている企画の「ターゲット」や「目的」も比較の基準になります。

独身の男性に読ませたい本ならば、缶ビールなどと比べてみるのです。ベストセラーではなくロングセラーを狙う本なら、じわじわと売れ続けるうちに定番となった商品と比べてみるわけです。
異質なジャンルのものとの比較からひらめいたアイデアは、モノマネではありません。

むしろ、ヒットする力を持った商品や作品に共通する条件を、自分だけの「気づき」によって手に入れたといってもいい成果なのです。

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